おうとつげぇむ録 処女ママ

処女ママ

タイトル:処女ママ
ブランド:桃色劇場
ジャンル:ママに甘えて甘えてとろけちゃうADV
ハード:Windows:2000/XP/Vista/7

 断じてキリスト的なあれではありません。


 父親が再婚することになり主人公宅に新しい母親がやってくる所から始まります。まだ式は挙げておらず、父親は長期出張中、その間家や家族に馴染んでもらう為に母親は一足先に家にやってきます。
 箱入り娘で婚前交渉もしていないので新しく出来たママは処女だ! という訳ですね。
 
 内容は処女なママが、事あるごとにチンチンおっきくしちゃう主人公に優しく性教育を施してくれるというもの。
 ママさんも処女なのでそこまで経験は豊富ではないのですが、息子の手前精一杯頑張ってリードしてくれます。そして息子もママさんの事をどんどん好きになっていくのですが、彼女は父親の妻であるという事実に次第にジェラシーを感じてきて――といった感じ。

 この最大限甘やかしながら、息子に性教育(実戦)を施すというシチュエーションは良い物ですね。特に息子の大きくなったチンチンに欲情した。というのではなく、マスターベーションすらまだ知らない主人公が間違った性知識を持ったらどうしよう! という心配と母親である使命感から性教育を施す。というのが良いですね。

 なので作中のメインである母親キャラの描写は結構満足な出来でしたね。
 ただサブヒロインとして主人公の姉と家に仕えている褐色家政婦がいるんですが、その中で姉のキャラが残念でしたね。

 この主人公の姉というのが、かなりのファザコンという設定なんですね。なので父親と結婚することになった新しいママさんを快く思っていないんですよ。
 ママさんがドンくさい事もあって、度々嫌味を言うのですが天然でもあるママさんには遠回しな嫌味が理解出来ずに、的外れな反応する。というやりとりが何度か挟まれるんですね。

 私こういった描写はそんな嫌いじゃないんですよ。
 父親が取られた様な気がしてつい辛く当たってしまうファザコン娘の心情を出しながらも、当の本人が理解していないので誰も不幸せにならず、ファザコン娘と天然女の両キャラをたてながらコメディ描写としても成立するのでベタながら結構スマートな描写だと思うので。 

 ただ、物語中盤でこのお姉ちゃんが出張中の父親の手紙を偽って
『結婚とかウソついて手に入れた小間使いを寄こすからコキ使え』という嘘のメッセージを母親に伝えるんですね。流石にニブチンな母親でもココまでストレートだと勘違いしようもなくちょっと心が病んでしまいます。

 ちょっと悪意がガチ過ぎて引きます……

 前半でほのぼのに感じられていた空気が一気に冷えました。
 そして何がキツイってこの姉がヒロインの一人であるという事実ですよ。彼女のルートに入ると、主人公がペットにされて弄ばれる展開になり一生姉と家政婦の玩具として生きるという展開になるんですが結構な胸糞の悪さでした。
 女学生に足蹴にされたりケツ穴をガン掘りにされたりと、なかなかのご褒美展開にもピクリとも心に響きません。女学生に責められまくるというシチュエーションよりも、この姉の性根の悪さの不快感が先だってそれどころじゃないんですよね。
 この女が笑顔でいるたびにぶん殴ってやりたい衝動に駆られるレベルに好感度が駄々下がりです。

 そしてこの荒んだ心を癒そうとメインヒロインである母親のルートにいってみたら・……

 オムツ穿いたおっさんの幼児プレイを見せられた

 なん……だと……!?

 まぁなんでこんな事態に陥ったのかをネタバレしてしまいますと――



 この主人公の少年は魔法で幼くなったお父さんなんですよね。
 姉(というか娘)がついた嘘により心が病んでしまったママさんの手によってお父さんは出張帰り早々瀕死になります。
 このお父さんはやり手の実業家なんですが、心の奥底で何もかも忘れて母親に甘えたくて仕方ない欲求を持っていて、その欲求を抑えつけて今まで仕事に励んでいたと死に間際にその心情を吐露します。
 それを聞いた、実は神様だった家政婦さんが願いを叶え主人公を少年に変えて、ママさんが最初に家にやって来た日(プロローグ)までタイムスリップさせて、母親に甘える事が出来る環境を用意した――という話なんですね。

 なんかこう書くとスッゲー超展開がいきなり出てくるように見えますが、要所要所で主人公と家政婦の正体は臭わせていたのでそんなにビックリはしないんですよね。
 むしろ「あぁやっぱりね」という思いの方が強いので、そういう設定の見せ方は結構上手いと思います。

 そして出張が終わった日に合せて主人公にかけられた魔法が解けて、少年になってた時の記憶は無くなった物の潜在的な女性に甘えたいという気持ちが前面に押し出され、ママさんも母性本能が解放された事により出張帰り早々オムツ穿いた幼児プレイをするハメになったいう訳ですね。

 訳は解るが全く嬉しくねぇ展開だ……

 そしてその後二人は式を上げて、変態幼児プレイが気兼ねなく出来る様な幸せな環境を手に入れハッピーエンド。ママさんは受精して本物の息子がお腹に宿される事となりました――という終わり方をします。

 話の構成としては良く出来ていたんじゃないかと思います。正直不快感しか残らなかった娘エンドも全体を見てみれば納得できるんですよね。様は普通にバッドエンド扱いというわけです。
 昔話なんかでよく見かけるオチですね。
 今まで誠実に生きてきて主人公が神様にお願いをしたら聞き届けてくれてご褒美に願いを叶えてくれる。願いが叶ったことで調子扱いて不実な事をしたら、今まで築きあげてきた物が一瞬で無くなって不幸になってしまった。不誠実なことはしてはいけませんよ的な教訓話に良くあるタイプですね。

 でこの作品に置ける「不実な事」というのが「娘を選ぶ」という選択なんですね。近親的な話ではなく、恐らく妻以外の女性に心移りしたという意味で。
 それゆえにバッドエンディングのチャプタータイトルが『自業自得』となっている……と。
 
 しかしハッピーエンドの方もある意味プレイヤーに対しての皮肉が効いている感じですね。母キャラ母キャラ喚いてるけど、お前らもこのオムツプレイしてるおっさんと大差ないんだぜ! 的な意味にとれなくもないですからね。
 特に少年が母親に甘える姿にリビドーを感じてたら、主人公がおっさんに戻って幼児プレイという地獄絵図を見せられるというのは結構な衝撃ですね。

 良く解らないのは、主人公が瀕死状態になるよりも前に既に少年が存在することですね。最初は叙述トリック的な話で時系列をバラバラに見せているのかと思ってたんですが、ママさんは一周目は少年に処女を捧げて二周目は夫に捧げているので、最初に見た少年視点の話と中盤の少年視点の話は別の話なんですよね。
 娘の悪だくみが原因で主人公が少年に戻ったという話なら、それが起こるよりも前にいた少年は誰だったのだろうか。
 あと些細なことですがお父さんが少年になっている間仕事ってどうなってんだろうって思いました。実は小さくなっていたのではなく、甘えたい心を分離させて少年として具現化させてたという事なんだろうか?

 話の細かい設定とか描写を考察するのはなかなか面白いゲームではあったのですが……私が求めていたのは息子と母親のラブラブ性教育な訳で、途中までその需要は満たしていたものの途中でおっさんの幼児プレイにすり替わってしまったのは非常に残念でしたね。

評価
ストーリー: ★★
キャラクター:★★
エロ比率:  ★★★

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