おうとつげぇむ録 乙女が奏でる恋のアリア

乙女が奏でる恋のアリア

タイトル:乙女が奏でる恋のアリア
ブランド:ensemble
ジャンル:女装して歌姫になってバレないように女学園に通うADV
ハード:Win:Vista/7/8/8.1

 女装物あるある
 話のあらましを書いてると途中で
「いやその理屈はおかしい」
 ってなる。


 声楽を学ぶために海外へ留学している『和泉司』
 驚かせるつもりで内緒の帰国を行うも実家は改装の工事中、それに伴い両親は諸国を旅行中であった。
 一瞬にして母国で路頭に迷う事となった司は、得意の歌声でストリートライブを行い当面の生活費を稼ぐことを考える。
 そんな彼の歌声を聞いて、一人の女生徒が話しかけてくる。
『西條綾香』と名乗る彼女は、司に自身が通う女子校のイベントで生徒として歌って欲しいと依頼する。
 彼女の熱意に答えたい司であったが、女子校である以上彼が通えるどおりはない。
 そこで綾香は司に女装して寮から学校に通う事を提案するのであった。


 という訳で、なんやかんやで女装して女子校に通うハメになるという、良くある感じの女装物ですね。

 舞台となる女子校では、年に一度の文化祭(に類するイベント)で『歌姫』と呼ばれる歌に秀でている生徒が歌う催しがあるそうなのですが、今年の歌姫に選ばれた生徒が辞退した為、開催が危ぶまれている。
 という背景があり、どうしてもイベントを開催させたいヒロインが、主人公に無茶なお願い(女装)をする。というお話。

 主人公も路頭に迷っているので、住まいが提供される事と、ヒロインの熱意に押されてついつい承諾しちゃうという訳ですね。

 なんか ensemble のゲームの女子校って、特殊な形式の文化祭に生徒皆が並々ならぬ想いも持っている。みたいな設定多いですね。
 別に悪いわけではないんだけど、生徒達の思い入れに対してプレイヤーはイマイチ共感し辛くて、話の盛り上がりについていけないんですよね。

『恋のキャンバス』なんかだと、芸術学校で作品の発表会も兼ねて利権云々も絡むから、スケールの大きさとかもあんまり気にはならないんですけど、庭園に花を飾って歓談するとか、今作の良く分からない武芸勝負とかだと、何で皆そこまでこのイベントに情熱を向けられるんだかイマイチ理解し辛くてちょっと遠目で眺める様な感覚になっちゃいますね。

 それが学園青春ってもんなんだよ

 って言われちゃうと、その通りなんですけど。

 実際この作品の話の主軸となるイベント内容も良く分からないんですよね。
 舞台となる学園も主人公が声を見込まれたから声楽関係の学校なのかと思ったら、全然そんなこともなく『騎士道精神を学ぶ』的な良く分からない学園で、ヒロイン達は『歌姫』である主人公を守る騎士役として、武器振う訓練したりするんですよ。
 これイベントで、森に隠された姫を歌声を頼りに探し出すという謎ゲームの一環で、遭遇した敵チームとは武器を使って戦うんですけど、こんな一学校の一イベントにしか用いられないローカルスポーツを日々研鑽しているヒロイン達ってなんなんだろうという、良く分からないモヤモヤ感が付きまといますね。

 一応その年のMVPに選ばれると、学校が叶えられる範囲で願いをひとつ叶えてくれるという事なので、理由としては学園全体で盛り上がるのは分かるんですけど、その割には『願いを叶える為に絶対にMVPになる』という気概のヒロインもそこまでいなくて、『参加できるだけで栄誉なので精いっぱい頑張る』的なノリなので、ストーリーの締めを飾るイベントとしてはどうしても盛り上がりに欠けてしまってるなぁと思いました。

 騎士道精神的な心を育てる学校だから、教育自体は成功してるとも言えますが

 ヒロインは全部で5人(パッチ当てると増えたらしい)ですが、どのヒロインもあっさりとした内容だなぁというのが全体としての感想ですね。
 ヒロインの悩みや葛藤に尺を割くわけでもなく、かといってヒロインとのイチャコラや、信頼関係の結びに尺を割くわけでもなく、全部程々に描写して、イベントも無事終えハッピーエンドみたいな、全体的に盛り上がりにかける話だったかなぁという感じ。

 というか盛り上がりどころがイベントでのヒロイン達の戦闘シーンなのかもしれないんですけど、上記でも書きましたが、ヒロイン達にとってのイベントの立ち位置が、イマイチフワフワしたものなのでやっぱり、見ていてもあまり気持ちが乗ってこないんですよね。

 あとやっぱり、期間として一か月は短かったかなぁというのが正直な感想。
 一日をそんなに濃密に描写していくタイプじゃないので、ヒロインとの関係が深まる描写が突発的な感じが否めない感じがありますね。特に私が『女装状態で育む友情』という要素が好きなので、仲良くなるまでの過程が省かれてしまっているのはちょっと残念だなぁというのが正直な感想。
 それとヒロインそれぞれに理解者的なパートナーキャラがいるせいか、主人公と疑似的な百合空気になり辛かったのも残念。

評価
ストーリー:★★
キャラクタ:★★
エロ比率: ★

乙女が奏でる恋のアリア
乙女が奏でる恋のアリア
関連記事

テーマ : 同人誌、18禁美少女ゲーム、同人ゲーム、エロダウンロードゲーム
ジャンル : アダルト

ブログ内検索
検索タグ
カテゴリ
消化中ゲーム
リンク
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: