おうとつげぇむ録 こんそめ!~combination somebody~

こんそめ!~combination somebody~

タイトル:こんそめ!~combination somebody~
ブランド:Silver Bullet
ジャンル:パーティdeクエスト解決!ハートフルコ(ンソ)メディADV
ハード:Win: XP,Vista

 熱い挿入歌が流れる中繰り広げられる、疾走感のない反撃シーン


 『内藤恭太郎』は幼き頃、窮地を救ってくれた叔母に憧れた。
 叔母である『琥珀』は、裏稼業では有名なよろず屋であった。
 しかし、力も才能もない恭太郎には彼女の様になるには土台無理な話である。
 叔母の跡先を追って母校に進学した恭太郎は仲間を集めることにする。未熟な自身を助けてくれる「ともだち」を。
 上手い具合に個性的な仲間が集まり、よろず屋活動「こんそめ」が始動するのであった。


 個性的な仲間たちとのドタバタ依頼解決ストーリー的なアレですね。

 冒頭の主人公である恭太郎君が凄い歪んだ感じの『おともだち像』をモノログってくれますけど、結局そんな人間になり切れない捻くれた強がりだというのが早々に分かってしまってからは、よくある友情賛美的な話にシフトしてしまってちょっと内容としては肩透かしかなーという所。

 といっても冒頭の、「無償で力を貸してくれる都合の良い『ともだち』」という捻くれた悟ってます感は、見ていて「うわぁ」ってなるので、ベタでもそっちに舵を取ってくれたのは個人的には良かったですけどね。

 こういう特殊な集団を作ってドタバタと騒ぎを起こす形式の話ってどうしても、個別ルートよりもそこに至るまでの共通ルートの方が面白くなりがちですけど、この作品も多分に漏れずにそんな感じですね。

 個性的な仲間が次々と集まっていく様や、その仲間たちとギャーギャー騒ぎながらなんとか依頼を解決していくのと違って、個別ルートはヒロインの私的な問題部分が関わってきちゃう所為で、うかつに仲間に相談できないからヒロインと主人公のみの問題として話が進んじゃって、折角集まってる仲間たちを持て余してるように見えちゃうんですね。

 出番が来たとしても、事情は知らないなりに主人公達を叱咤したりとか、最後の最後で「水臭いぜ!」みたいな取ってつけたようなノリで助けにくるとかそんなもんですしね。
 こういう系統の話って、各キャラクターを立たせるには良い方式なんですけど、その後にヒロイン一人にフォーカスを当てざるを得ないギャルゲー形式にはあんまり向かないんじゃないかなぁとか最近思ったり。
 それでも上手くやれてるゲームはあるにはありますし、私も結構こういうの好きなんですけど、前半の勢いから徐々に失速してるノリを見てると何とも言えない気持ちになりますね。

 特にこのゲームは失速具合が顕著な気がしますね。
 このゲームの登場キャラに『カリオストロ』って奴がいるんですが、殆どのルートが『依頼を受けたら裏でコイツが暗躍していて嵌められた!』という内容の物なんですよね。
 それが原因でヒロインが問題と向き合わなくちゃならなくなったりするんですけど、解決したらカリオストロが「中々楽しめたよ。また会おう明智君!」みたいなノリで姿を消してひとまずハッピーエンド。という感じなのですが。

 これがなんか全然スカっとしないんですよね。

 取り合えず問題は解決するんだけど、黒幕であるカリオストロを上手くやり込めたわけでもないし、やり返せたわけでもないので、スッゴイ余裕のある感じで帰って行く感じがスッゴイモヤモヤするんですよね。
 カリオストロも憎めない悪役とか愛嬌があるとかそんなでもない、普通にムカつくだけのタイプの悪役なので、彼のやった悪事に対する報い的な要素が無いせいか話として爽快感が全然ありませんでした。

 折角「足りない分は力を合わせて補う」みたいな話なのに、仲間と連携して迫る悪意を撃退する。的な展開にならないのはちょっと残念ですね。
 基本的に主人公が独断専行してピンチになったら助けが来る。とかばっかりで、イマイチ各ヒロインの特技を光らせる描写も控えめで、変人パーティの締め方としてはちょっと期待外れだったかなー。
 仲間のありがたみ云々の話ならそれでもいんですけど、折角パーティを組ませたのだから『チームとして』の絆をもうちょっと強調してほしかったかなぁ。

 あと主人公の暴走モードの設定とかね。
 これ見よがしに出した割りに、話に何の関わり合いもなくてなんだったの感が凄いですね。
 これと言って説明がないのはまだいいですけど、ルートに入ってからは登場すらしなくなって本当に何のために作ったのか分からないのがアレですね。窮地を脱するためにも使われなかったからな。本当に何だったのだろう。

 冒頭のワイワイ野球やってるノリとか面白かったんですけどね。
 結局キャラクターに設定した『ジョブ』を生かしきれなかったのが全体としてストーリーの失速に繋がっていったんじゃないかなぁという気がします。
 燐とかライダーとか言っときながら事故ってばっかだし、吉佳さんのプリエステルに至ってはどういう役割にさせたいのか意味不明だしな。
 キャラクター同士のやり取りを始めとしたコメディはそこそこに面白かっただけに、そこを上手い所回せなかったのは残念でしたね。

評価
ストーリー:★★
キャラクタ:★★★
エロ比率: ★
こんそめ! ~combination somebody~
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