おうとつげぇむ録 家族計画~追憶~

家族計画~追憶~

タイトル:家族計画 〜追憶〜Vista対応版
ブランド:D.O.
ジャンル: 家族の絆AVG
ハード:Windows:Vista

 いやぁ面白かったなー。
 三カ月位感想書いては消してを繰り返してましたがようやく書けた。

 名作とかって感想書き辛いんですよね。なんかワザワザ書くのが蛇足に思えて。


 主人公『沢村司』はバイトの帰り道、行き倒れの中国人娘を助ける。暫く匿う事にした司だったが、彼女を追っている中国系マフィアのお陰で住まいのアポートは倒壊、借金も背負わされ宿無しの身となってしまう。
 そんな中で知り合った訳ありの連中と放浪している中、古い日本家屋の空き家を発見する。最初は雨風を凌ぐ為に立ち寄ったがメンバーの一人がココを拠点とし疑似的な家族形態をとりながら互いに協力体制をとる事を提案。
 不本意ではあったが互いの利害が一致する為、司は『家族計画』に乗る事になってしまうのだった。


 なんというかこうも真っ当に面白いと困りますね。面白かった位しか書くことないんですよね正直。

 様は互いの利害一致という理由で一緒に暮らしていた赤の他人7人が、衝突しながらも互いに家族の様な絆が出来ていくという、まぁタイトルから予想できるまんまなんですけどね。シンプルなんですけどそれを効果的に使えていますね。世界観というか設定というべきか上手く話を回すのに活かせているんですよね。

 プレイしているとメインキャラの思考とか言動にイライラさせられる部分は結構あるんですよね。でも仕方ないんです。言ってしまえば皆何かしらの社会不適合者な訳でして、そんな性格や思考だから問題を抱えて放浪して『家族計画』に参加するハメになっているわけで、この微妙なズレがキャラクターの個性としてちゃんと意味があり、機能しているんですね。

 キャラクターの思考にどれだけ「そんなんおかしいだろ!」と画面に向かってキレても、だから社会からはみ出してココにいるんだという事で説明できてしまえるのは上手い手段ですね。

 学園物のギャルゲーなんか時々やってると「どいつこいつも面倒な問題抱え過ぎだろ」みたいなツッコミが出てくる事もしばしばありますが、このゲームはここも「だってそういう奴らだもん」という話なので自然に飲み込めますね。

 そして問題抱えた連中が7人も集まれば当然問題が降りかかってくる訳で、そんな上手く事が運ぶ訳無いんですよね。なんというか作中に起こる理不尽が、起こる事が自然の様に上手く設定できていますね。

「こんな展開見たかないけど、まぁそうなるよなーてかそう思ってたよ」みたいな自分でも当然納得できる展開だから自然に受け入れられるんですよね。ここら辺が話を回す為だけに唐突に場違いなクズが出てくる展開との大きな違いですね。ここら辺がしっかりしているかいないかで話の印象が大きく変わります。

 主人公の司も「ぶっきらぼうだけど優しい」という性格が上手く描けていて、文句を言いながら面倒を見ている彼が結局皆を繋ぎとめる役として機能しているというのが、プレイヤーにも自然に飲み込める訳ですね。全体的に作劇能力が高水準なんですよねー。

 まぁ敢えて不満点を上げるとすれば、選択肢によっては知り得ていないはずの情報を主人公が知っていたりする点でしょうか。まぁ昔のゲームには解くある事ですが、ここら辺をしっかりしているかどうかで話への没入度が違ったりしますからね。

 エンディングもベタなんですけど「卑怯だぞ!畜生!」と思わず言っちゃう位効果的に見せていて、本当名作と言われてるだけの事はありますね。

 個人的にエンディングは準(次女)が一番好みですね。『家族計画』の締め方としては非常にしっくりくるので、肝心のルートヒロインがやたら空気になってしまっていますがそのお陰で、家族計画メンバー全体のエンディング感がして好感触です。茉莉(末っ子)と真純(母親)も良いですが、やっぱり準かなー。皆が集まってくる感じが「まぁコイツらだからなぁ」という感じがしてニヤニヤしちゃいますね。

 エンディング後にタイトル画面の家にキャラクター達が増えていくのもまた憎い演出ですね。

評価
ストーリー: ★★★★★
キャラクター:★★★★
エロ比率:  ★
設定の重さ: ★★★

家族計画~追憶~ [7対応版]
家族計画~追憶~ [7対応版]
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